最後のリリース

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MC5,STOOGESといった自分が最も影響を受けたデトロイトパンク
(デトロイトの工業地帯の黒人労働者地域の近くに住み
幼い頃からニグロのHIPさとCOOLさを見て育った貧民白人達の子供達による、アメリカ人の暴走性と黒人のバネをあわせもつパンクロックの元祖)
のマニアの間で長らく世界王者であったDOGSというバンドがある。
我々がアメリカツアーに行っていた頃は現地で「DOGSのようだ!」と言われるのが一番うれしかった言葉だった時代もあった。
そんな中たしかポートランドのライブの時、声をかけてきた一人にデトロイトジャックという男がいた。彼もデトロイトパンククレイジーで一発で気に入ってくれた。
それから6,7年経ったとある新宿のライブハウスでひょっこり彼と再会する。
「オー!ドイ!サガシテイタンダ!」
DOGSのトリビュートアルバムを作っているという。手掛けてからもう2年もかかってしまったが未だ完成しないという。「WHY?」というと「ドイノバンドMUDDY FRANKENSTEINヲイレテイナイカラサガシテイタンダ!」
ところがトリビュートだけにもういい曲が残っていない。誰もやらない冴えない曲しかないが「ドイナラダイジョブ!」とかいいやがる。
こんにゃろ、うまいこといいやがってとスタジオ一発取りして音源を渡した。
が、それから3年が経とうとしていた。
その間年賀状が届いたり、メールがきたりしていたがいつも
「DOGS TB COMINNG SOON」という返事だけだった。
まあ、マニアという人種、おまけにアメリカ人のいうことだから死ぬ前に出来上がればいい方なのかもしれないと思い、いつしかすっかり忘れてた。
が、ついに出た!
5年もかけて、やっとでた!
おまけに12月にはDOGSが来日することになり発売記念ライブを行うという。
年をとりなんだかもうDOGS自体にも興味は失せてきてる最近だが、あのルーズな外人が5年もかけて作り上げたこと自体を賞賛したい。おつかれさん。
MUDDY FRANKENSTEIN名義としてこれが正真正銘最後のリリースとなる。

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by muddyfrankenstein | 2007-10-24 18:22 | DISC
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